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学園長就任ご挨拶

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2021年7月1日(木) 法人本部 

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                    学園長就任ご挨拶
               
                                            
                                                                        
社会福祉法人白根学園   学園長 飯山 文子 
 
 7月1日より統括施設長(学園長:常務理事)に就任いたしました、飯山文子です。私自身は1995年1月に白根学園に奉職いたしました。当時の第二成人寮(現しらねの里)に配属された後、「光の丘」で18年、2016年4月より「自立サポートセンター歩」で勤務をしておりました。この間、本当に多くのことを、利用者の方々から教えられ、学び、今があります。
 
 白根学園では2003年ころより不祥事が続き、大変厳しい時期が続きました。当時、管理職に手が届くかどうかという立場で踏ん張っていた今の施設長さんたち、現場の一職員でありながら一緒に頑張る道を選んでくれた今の課長さんたちを中心に、利用者に寄り添うとはどういうことか、法人の理念「知識より信仰より愛をもって第一となす」の実践とは何をどうすることなのか、悩み、もがき、考えながら、今日まで歩んできました。そしてこれまでの道のりは、前理事長、今は亡き元園長を始め、多くの関係者や地域の皆様、保護者の皆様のご尽力と支えがなければ成しえなかったことです。
 
 白根学園は、2020年5月に創立60周年を迎えました。人間で言えば還暦を迎え、新しい気持ちで再びの一歩を踏み出していこうとするときに、学園長という大役を仰せつかることになり、身の引き締まる思いです。知的障害のある人たちを取り巻く社会はこの60年で大きく変わりました。これからも変わっていくことからは免れないことでしょう。しかし、今も、また数十年先の時代においても、「白根学園があって良かった」「私たち、白根学園で出会えて良かった」と利用者、職員、家族が笑って言い合えるような、そんな法人でいられるよう、私に与えられた役割を果たしていきたいと思っています。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。