白根学園日記

光の丘相談室主催 支援に役立つ研修シリーズ             【記録の書き方研修】を催しました

吹き出し

2018年10月5日(金):光の丘

 光の丘相談室主催にて、横浜市内の相談支援員を対象とした研修「支援に役立つ研修会vol.2 記録の書き方講座」を8月22日(会場:神奈川公会堂)と10月5日(会場:泉公会堂)の全2回で開催致しました。講師に福島県立医科大学特任准教授の八木亜紀子先生にご登壇頂きました。参加者は定員を超える応募をいただき先着で60名の方に受講して頂いております。

 相談の現場では、日々の記録がとても重要なツールです。そこで、医療の業界ではスタンダードになりつつあるSORPノートの作成を基本に、実際にロールプレイの中からどこに注意して記録をすべきなのかという細かいポイントの説明をして頂きました。

 グループワークでは、言葉で伝えることはできても、記録に起こす事の難しさや記録した本人以外が読んでも理解できる記録の書き方を学びました。また、記録において最も重要なことはアセスメントであり、きちんとアセスメントできなければ、支援を計画に移行できず主観的情報や客観的情報も情報として機能しないという事を学べたかと感じます。これらの点を意識して日々の業務に取り組むだけでも記録の精度はあがり、専門職として伝わりやすい記録の作成にも繋がると考えます。

 今年度の研修はこれで終了になります。来年度も地域の福祉従事者の皆様のスキルアップに繋がる研修を実施したいと考えています。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。