白根学園について

先輩インタビュー

吹き出し

一緒に笑って、遊んで

とても自然体で、さらりとした印象の石丸さん。
言葉にし尽くせなかった想いは、
子どもたちへの眼差しから感じてください。
石丸 恵莉子
福祉型障害児入所施設 ぶどうの実 生活支援員/2008年入社
-仕事の内容
障害児入所施設「ぶどうの実」に入所している、3歳から18歳の知的障害のあるお子さんの生活のサポートを行っています。食事や入浴といった生活の基本から、休日は外に遊びに行ったり、買い物に付き添ったり。18歳の子については、進路相談にのることもあります。
-就職のきっかけ
最初、アパレルをやりたくて短大に入ったのですが、実際にやってみると自分に合わないことに気がついてしまって。私の妹にはダウン症という障害があり、福祉の方にも興味があったので、方向転換することにしました。私の親は、妹のことを本当によく見ていて。その姿に少し憧れていたのかもしれません。
「神奈川県」「知的障害児」といったキーワードで検索したところ、ちょうど白根学園の「ぶどうの実」の求人を見つけたんです。学生時代に1年間、経験としてアルバイトさせていただき、短大卒業後もそのまま正職員として働くことになりました。
-実際に仕事についてみて
アルバイトをしていた時にいらっしゃった先輩が、すごく楽しく子どもと接していて、「素敵だな」と思っていたのですが、実際に職業としてみると、大変さは全然違いました。
一番大変だったのは、子どもたちとの関係性作り。特に障害が軽度のお子さんは、複雑な想いを持っていて、難しかったです。それぞれの趣味や得意なことに共感して、一緒に遊んだりしていくなかで、少しずつ関係性を築いていきました。
今は、3歳と5歳のお子さんが入所されているんですけど、笑顔が本当に可愛い。日々の成長を感じられると、楽しくて嬉しいです。
-これからチャレンジしたいこと
もっと地域に子どもたちが出て行って、普通の家庭により近い生活ができるように。少しでも家庭的な環境づくりができたらと思っています。
ここでは、どうしても制限が多くなってしまうのですが、なるべく無くして、やりたいことができる生活をさせてあげたい。夢や目標、趣味を大切にしてあげたいです。「笑顔の会」という利用者さんの自治会が月に1回あるのですが、3歳から18歳までみんなで集まって、どんなことをしたいか話し合っています。「『ぶどうの実』で花火がしたい」「ディズニーランドに行きたい」などなど…そこで出た希望はなるべく叶えられるように、企画を組んでいきます。
-職員のやりたいことも応援
もちろん私にも、子どもたちのように、やりたいことがあります。(笑)「ぶどうの実」では、休みの希望が通るようにシフトを組んでいただけるので、上手く活用しながら、音楽フェスや海外旅行に行ってリフレッシュ。趣味が同じ職員の方もいるので、一緒に行くこともありますよ。
-未来の後輩へ
一緒に笑って、一緒に遊んで。仕事なんですけど、その場を楽しむことを大切にしてください。子どもと遊ぶのが大好きで、元気で明るい人に来て欲しいです。
 
 

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